2009年12月30日水曜日

業績一覧

単行図書

  • 『前衛の遺伝子 アナキズムから戦後美術へ』ブリュッケ、2012年1月

学術雑誌等

  • 「1950年代の前衛芸術における伝統論争:イサム・ノグチの影響を中心に」『東京藝術大学美術学部論叢』東京藝術大学美術学部〔査読有り〕、1号、pp.1-26、2005年4月
  • 「1950年代の前衛芸術における伝統論争:イサム・ノグチの影響を中心に」(パク・ソヒョン訳)『美術史論壇』、財団法人星岡文化財団(韓国)〔査読無し〕、20号、pp.477-508、2005年6月(同名タイトル.の韓国語訳)
  • 「大正アナキズムの前衛芸術運動 -黒耀会と望月桂について-」『美術運動史研究会ニュース』美術運動史研究会〔査読無し〕、74号、pp.1-5、2005年6月
  • 「黒耀会研究ノート」『トスキナア』トスキナアの会〔査読無し〕、2号、pp.82-88、2005年10月15日
  • 「プロレタリア美術とエロ・グロ・ナンセンス」『近代画説』明治美術学会〔査読無し〕、15号、pp.16-35、2006年12月
  • 『近代日本の前衛芸術と社会思想 —表現・言説・イデオロギー—』東京芸術大学博士学位論文〔査読有り〕、約26万字、2008年3月
  • 「藤田嗣治の漫画 —1938年の『バクショー』と『親隣画集』をめぐって—」『近代画説』明治美術学会〔査読有り〕、17号、pp.57-73、2008年12月
  • 「東京美術学校時代の小野佐世男」『漫画資料室だより』漫画資料室MORI〔査読無し〕、7号、pp.3-9、2009年2月
  • 「小野佐世男 —逆説の漫画家・空談家—」東京文化財研究所編『昭和期美術展覧会の研究 〔戦前編〕』中央公論美術出版〔査読無し〕、pp.329-345、2009年4月
  • 「漫画からみるプロレタリア文化運動」『立命館言語文化研究』22巻3号、2011年4月〔査読無し〕
  • Gen Adachi “Avant-garde Debates Over Japanese Tradition in the 1950’s with a Focus on the Role of Isamu Noguchi.” ed. Shigemi Inaga. Artistic Vagabondage and New Utopian Projects. Kyoto, Japan. International Research Center for Japanese Studies. March 2011〔査読有り〕
  • 「右翼雑誌『原理日本』における「日本美術史」と同時代美術批判」『東洋意識 夢想と現実のあいだ—1887-1953—』ミネルヴァ書房、2012年4月、pp.335-354〔査読無し〕
  • 「小野佐世男 イメージの反覆について」小野佐世男展実行委員会編『モガ・オン・パレード 小野佐世男とその時代』岩波書店、2012年10月、115-119頁〔査読無し〕
  • 「鎖を引きちぎろうとする男 『近代思想』の挿絵について」『初期社会主義研究』24号、初期社会主義研究会、2012年10月、55-79頁〔査読無し〕
  • 「戦時下のマテリアル・ガールたち:小野佐世男を再考する」『南方軍政関係資料43 小野佐世男ジヤワ從軍画譜』龍渓書舎、2012年11月、55-64頁〔査読無し〕
  • 「大正アナキズムを飾るヴィジュアル・イメージ」「大杉栄と仲間たち」編集委員会編『大杉栄と仲間たち——『近代思想』創刊100年』ぱる出版、2013年6月、161-180頁〔査読無し〕

商業誌、単行図書、パンフレット等における解説、展評、エッセイ
  • 「日本近現代美術史チャート」(共著、チャート)『美術手帖』美術出版社、866号、pp.72-73(蛇腹折込大型頁)、2005年7月
  • 「日本近現代美術史年表・コラム」(共著、年表前半の1900年から1950年まで、コラム5本を担当)『美術手帖』美術出版社、866号、pp.77-86(蛇腹折込大型頁)、2005年7月
  • 「作家等略歴」(共著、プロレタリア美術関係の美術家21人分を担当)『昭和の美術 1945年まで―〈目的芸術〉の軌跡』(展覧会図録)新潟県立近代美術館、pp.171-182、2005年11月
  • 「〈目的芸術〉の不穏な高揚感」(展覧会評)『美術手帖』美術出版社、874号、pp.206-207、2006年1月
  • 「岡本太郎年表+語録」(構成、蛇腹折込大型頁)『美術手帖』美術出版社、885号、p.17、2006年8月
  • 「蘇る竹中英太郎」(展覧会評・書評)『トスキナア』トスキナアの会、5号、pp.106-110、2006 年4月
  • 「芸術の新しい時代は宇宙開発とともに 国際宇宙ステーションでの芸術実験計画」(リポート)『美術手帖』美術出版社、877号、pp.160-161、2006年3月
  • 「時評 岡本太郎の現在」『美術運動史研究会ニュース』美術運動史研究会、84号、pp.3-7、2006年10月
  • 「《書評》「近現代性」の視野を求めて『日本近現代美術史事典』(東京書籍)」『あいだ』、『あいだ』の会、141号、pp.14-19、2007年10月20日
  • 「美術運動の流れ」(共著、チャート)『日本近現代美術史事典』東京書籍、pp.598-603、2007年8月
  • 「用語編」『日本近現代美術史事典』東京書籍、2007年8月(共著、全806項目中90件程度を担当、また同書全体の校正を担当)
  • 「キーワードで見る日本近代絵画」(コラム8本)『別冊太陽 日本のこころ154 近代日本の画家たち日本画・洋画 美の競演』平凡社、pp.25, 46-47, 77, 95, 113, 133, 155, 175、2008年7月
  • 「作品解説」『戦争と美術 1937-1945』国書刊行会、pp.198-238、2007年12月(共著、北脇昇、阿部合成、向井潤吉、岩田専太郎等、10件を担当)
  • 「近代日本絵画史年表」『別冊太陽 日本のこころ154 近代日本の画家たち 日本画・洋画 美の競演』平凡社、pp.176-179、2008年7月
  • 「大人になったら批評を読もう いまこそ美味しい「宮川淳」の読み口」(書評)『美術手帖』美術出版社、917号、pp.58-59、2009年1月
  • 「広辞苑によると〈美術〉は… 第1回 「美術」、「芸術」とは何か?」(書評)『ウェブマガジンcomplex』現場研究会、約4,500字、2009年1月
  • 「小野佐世男年譜」『漫画資料室だより』漫画資料室MORI、7号、pp.17-18、2009年2月
  • 「広辞苑によると〈美術〉は… 第2回 美術辞典としての広辞苑(1)」(書評)『ウェブマガジンcomplex』現場研究会、約4,500字、2009年4月
  • 「本研究関係美術団体相関図」(チャート)『昭和期美術展覧会の研究』東京文化財研究所、pp.554-555、2009年4月
  • 「広辞苑によると〈美術〉は… 第3回 美術辞典としての広辞苑(2)」(書評)『ウェブマガジンcomplex』現場研究会、約6,000字、2009年7月
  • 「解説 螺旋のアヴァンギャルド—「『美術』受容史」の受容史」北澤憲昭『眼の神殿 「美術」受容史ノート』ブリュッケ、2010年2月
  • 「大逆事件と美術」『毎日新聞』2010年4月20日夕刊
  • 「2010-2011年の都市・建築・言葉 アンケート」(エッセイ)『10+1 web site』平成23年1月、約2500字
  • 「ガンバラナイニッポンカルチャー序説」(エッセイ)『Na+ エヌ・エー・プラス A Critical Journal on Contemporary Art』1号、平成23年2月11日
  • 「《展評》人のリアリズムを笑うな「アジアのリアリズム」展を見て」『あいだ』180号、2011年2月20日、11ー14頁
  • 「東欧逍遥:アウシュヴィッツ、ベルリン、プラハ」『美術運動』138号、2011年3月、2-3頁
  • 「散策と思索ー墓地・ミュージアム・野外彫刻をめぐって」『環境造形彫刻プロムナード Open Air Sculpture Promenade』女子美術大学平戸研究室、2011年3月25日、3-5頁
  • 「批評家記述」(共著)北澤憲昭・足立元企画、インスタレーション飯山由貴『作品は、ここにあった。—現代アートの考古学』女子美術大学芸術表象専攻研究室・女子美術大学美術館、2011年12月、10頁
  • 「柳瀬正夢」「小川芋銭」「津田青楓」「山下菊二」(解説 特集「日本近代美術史」所収)『美術手帖』2012年6月号、64頁、66頁、105頁、150頁(書籍化『近代美術の名作150 Top 150 Modern Japanese Art(BT BOOKS)』美術出版社、2013年4月)
  • 「あまりにも偉大でスタイリッシュな若者の姿 「すべての僕が沸騰する 村山知義の宇宙」展」(展評)『美術手帖』2012年6月号、302-304頁
  • 「3月 大杉栄と民衆芸術」『アナキズム・カレンダー 2013年』アナキズム文献センター、2012年9月
  • 「Artwords 現代美術用語事典ver.2.0」(日本近代美術史関連を中心に58項目を担当)『artscape』2012年9月
  • 「青春というトポスのヴィジョン 田中淳『太陽と「仁丹」』を読んで」『あいだ』202号2013年4月20日号、11-12頁
  • 「歴史ミュージアム 小野佐世男「都会ヂヤズ交響曲」ほか」『週刊新発見!日本の歴史』朝日新聞出版、2013年7月16日、30-31頁
  • 「外へ/外から 日本「モダン」美術史最前線」『あいだ』207号、2013年9月20日、2-8頁
  • 「民藝の継承と拡張──「柳宗理の見てきたもの」展レビュー」『artscape』2013年10月15日号、約4500字
  • 「第二節 プロレタリア美術の消長──革命戦争のための美術」『美術の日本近現代史 制度・言説・造型』東京美術、2014年1月、285-321頁
  • 「日本近現代美術史年表」『美術の日本近現代史 制度・言説・造型』東京美術、2014年1月、876-906頁
口頭発表、講演
  • 「1950年代の前衛芸術における伝統論争:イサム・ノグチの影響を中心に」美術史学会全国大会、関西学院大学、2003年5月
  • 「大逆事件と美術 —小川芋銭の漫画研究を中心に—」柳瀬正夢研究会、武蔵野公会堂、2007年9月16日
  • 「近代日本の前衛芸術と社会思想 —表現・言説・イデオロギー—」東京芸術大学大学院博士課程博士論文発表会、東京芸術大学、2007年12月10日
  • 「大正アナキズムの芸術運動 —望月桂と黒耀会の人々—」柳瀬正夢研究会、武蔵野公会堂、2007年12月15日
  • 「「悪女」と戦争―小野佐世男の漫画をめぐって」『昭和期美術展覧会の研究〔戦前篇〕』研究会、東京文化財研究所、2007年12月27日
  • 「日本美術史とオーラル・ヒストリー・アーカイヴ」ワークショップ「オーラル・ヒストリーと戦後美術の理解」、広島市立大学、2010年2月6日
  • 「漫画からみるプロレタリア文化運動」シンポジウム「プロレタリア芸術とアヴァンギャルド」、立命館大学、2010年3月1日
  • Gen Adachi. Agitation to Sarcasm: Yomiuri Independent and its surroundings. Asian Studies Council Japan. at Waseda University. June 19th, 2010
  • 「ギャラリートーク」ジェームズ・ジャック個展、ギャラリイK、2010年6月26日
  • Gen Adachi. Avant-garde Debates Over Japanese tradition in the 1950’s with Focus on the Role of Isamu Noguchi. The 19th Congress of International Comparative Literature Association. Chung-Ang University, Seoul, Korea. August. 2010(第19回国際比較文学会)Augst 19th, 2010
  • Gen Adachi. Material girls in Wartime Japan: A re-thinking of Ono Saseo's Manga. International Conference ART OF JAPAN, JAPANISMS AND POLISH-JAPANESE ART RELATIONS . at Krakow, Poland. November 23rd, 2010
  • 「美術講座初めての日本美術史 「美術」への反動 大正・昭和の美術運動から」練馬区立美術館、2010年12月5日
  • Gen Adachi. Aesthetics of Kokuyo-kai: An Association of Anarchists and Avant-garde Artists. The Association for Asian Studies (AAS) at Hawaii Convention Center, Honolulu. April 2nd, 2011
  • 「大塚睦: 予見者・反逆者・哲学者」シンポジウム「『美術運動』から読むアンデパンダンの時代」、東京都現代美術館、2011年4月23日
  • 「昭和戦前期のアヴァンギャルド」、美術講座「アヴァンギャルド その歴史と現在」、江東区森下文化センター、2011年7月13日
  • 「自由な表現への入り口」、美術講座「みる・楽しむ・現代アート」、江東区森下文化センター、2012年7月7日(招待講演)
  • 「アナキズムのヴィジュアル・イメージ 主に望月桂について」「日本社会文学会2012年度関東甲信越ブロック9月例会」明治大学駿河台キャンパス、2012年9月15日「大正アナキズムを飾るヴィジュアル・イメージ 『近代思想』」記念集会「大杉栄と仲間たち-『近代思想』創刊100年記念集会」明治大学和泉キャンパス、2012年10月13日
  • The Melancholy of Kōuchi Jun’ichi: Anarchism, Conversion, and Wartime Words and Conduct of Japan's First Animator. MEDIA HISTORIES / MEDIA THEORIES & EAST ASIA at  University of California, Berkeley. February 8th, 2013
  •  A Japanese Manga Artist in Occupied Indonesia; Ono Saseo and Modern Painting in East Asia Japanese Arts & Globalizations, University of California Multi-campus Workshops. at  University of California, Los Angels. March 1st, 2013
  • A Japanese Manga Artist in Occupied Indonesia: Ono Saseo and Modern Painting in East AsiaLecture of Asian Languages and Literature course at University of Washington. March 15th, 2013.
  • Skulls, Bombs and Chains: representations of revolution in Modern Japan, International Japanese Modern Art History Symposium (JAMAHS): New Boundaries in Modern Japanese Art History: Extending Geographical, Temporal and Generic Paradigms at University of London SOAS, on June 20, 2013 


受賞
  • 「杜賞」東京芸術大学杜の会、2002年3月(修士論文「1950年代の前衛芸術における伝統論争—イサム・ノグチの影響関係を中心に」に対して)








キュレーションした展覧会
  • 『江田豊-光のうちとそと』パルテノン多摩、2004年11月
  • 『稲葉英樹「GRAPHIC LINE」』シュウウエムラ化粧品表参道本店、2007年6月
  • 『小野佐世男展』漫画資料室MORI、2009年2月(関係者のみの展示)